基礎体温と妊娠
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妊娠の最も有効なバロメータとされている基礎体温。そもそも基礎体温とは何でしょうか?
基礎体温とは、体温を変動させるような因子の働いていない最も安静な状態の時の体温のことです。簡単に言えば寝ているときの体温です。もちろん正確な基礎体温の測定は本人が寝ているため極めてむずかしいので、一般的には朝、目が覚めて体を動かす前の状態の体温、つまり基礎体温に一番近い状態の体温を測定します。このため基礎体温は一名覚醒時体温ともいわれています。
基礎体温の高温と低温の差は0.3〜0.5度程度の微妙なもの。低温は12〜18日程度の継続、高温は12日〜16日程度が通常の状態。
基礎体温の測定から妊娠・出産に重要な「排卵日」と「妊娠の可能性」がわかります。
[排卵日]
生理が始まった日から約2週間ほど体温の低い日が続き、その後2週間ほど高い日が続いて生理になります。排卵日はちょうどその低いときと高いときの間。毎月のパターンから排卵日の予測ができます。排卵日付近の性交渉で妊娠の確率が高まります。
[妊娠の可能性]
体温の高い期間が20日以上続いたら妊娠の可能性があります。その場合は妊娠検査薬で調べるか、医師の診断を受けます。逆に月経が遅れていているときも「妊娠しているのだろうか?」とあわてる前に基礎体温を見れば、実際に妊娠しているのか単に排卵が遅れているだけであったり、無排卵であったりということが分かります。
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