極太オオクワガタ
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極太オオクワガタ
クワガタは世界では、オオクワガタを筆頭に、大抵どの種類でも、より太く、より大型の個体がもてはやされる。そして中でも特に大型のものが「極太オオクワガタ」と称され、コレクター達の間で人気があるようだ。何をもって「極太」と称するかに関しては、「大きく区切ってボリュームのある個体」なのか、「大顎の幅、または厚みがある個体」なのかで意見が分かれるようである。
そんな極太オオクワガタの中でも、国産のものにはその売買に高値が付けられるなど、大変価値があるとされているようだが、実は国産として売られていた極太オオクワガタが外国産との交配種であったなどで、一時、オオクワガタのコレクター界が騒然となったこともあった。
実際問題として、純国産の個体といっても、祖を大陸の個体に持つ以上、大陸そのものに生息している、あるいは生息していた個体のDNAを引き継いでいる可能性があるわけで、このDNAが主張すれば、一般的な個体より個性的な個体が生まれうるわけである。また絶滅した個体のDNAを引き継いでいる場合、見たこともないような個体が誕生する可能性もある。なので現段階では、交雑個体と極太などの特異な特徴をもつ個体との因果関係を断定することは容易なことではないだろう。
また多少差異があれば、飼育環境の向上で、潜在的なものとしてその個体の系列の限界まで変化することも可能性として十分有り得ることだろう。極太オオクワガタ産出のため、さまざまな飼育方法が工夫されているのも、そうした可能性があるからに他ならない。
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