医療事務の給与
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医療事務の正社員の給与は、平成１５年３月に発表された「賃金・労働時間等実態調査報告」によると、高卒の平均初任給で１５万８０８４円、大卒の平均初任給で１８万３３０８円となっている。求人誌情報でも１５〜１８万が相場となっており（未経験者の場合）、基本的には医療事務の給与は一般事務職とほぼ同じ水準と言えるだろう。
また医療事務の給与は、初任給の段階では高卒と大卒に差が見られるが、基本的に医事務は学歴よりも経験が重要視されるので、経験年数とともに給与の差は小さくなると言える。例えば３５歳の平均給与は高卒で３４万４８２２円、大卒で３５万８１１４円と差はかなり小さくなる。また、診療所のように診療時間が終了してから作業をしたり、月末月初の繁忙期などで時間外労働をする場合には、残業代が上乗せされるので当然給与は増える。
医療事務の給与は基本的に勤続年数に応じて上がる年功給が多いようである。職歴３年の平均年収は２９０万円台、職歴１０年は３５０万円台、職歴３０年では５００万円台となっている。
また派遣社員としての医療事務の給料だが、大抵は時給制になっている。医療事務の時給は一般事務と同じ水準で１０００〜１３００円となっており、経験によって変動するが、平均的には１２００円が相場となっている。また未経験者の場合は多少時給は下がり、１０００円前後が相場である。
更にパートとしての医療事務の時給は派遣社員よりも少し安めで、８００円台が相場のようである。
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