フコイダンとがん治療
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フコイダンとは、もずく、メカブやコンブなどの褐藻類に含まれるヌルヌルとした成分の中にある多糖類の事を言い、ヌルヌルとした成分にはアルギン酸、ラミニンなどが含まれているという意味でがん治療で注目を浴びています。
アルギン酸、ラミニンには、コレステロール吸収の抑制作用、血圧降下作用などもあると分かってきています。
また、１９９６年・第５５回日本癌学界にて「フコイダンの抗ガン作用の研究報告」が発表され、中でも他の正常細胞に影響を与えず、癌細胞（異常細胞）だけを自滅させる働き「アポトーシス（Apoptosis)誘導作用」という内容で脚光を浴び、医学的メカニズムもほぼ解明されてきています。
さらに、全世界において100種類以上の論文も発表されており、今、フコイダンはがん治療の中で一番注目されている代替医療であると言っても過言ではありません。
フコイダンでのがん治療の特徴に関して現在いわれている作用は大きくわけて３つあります。
１．癌細胞の自滅誘導作用、いわゆるアポトーシス誘導作用。
２．新生血管抑制作用、これはいわゆる腫瘍の兵糧攻め。
３．免疫強化作用。癌細胞と戦う正常細胞、マクロファージやNK細胞（ナチュラルキラー細胞）活性化。
近頃ではフコイダンのサプリメントも増えてきていますが、抽出方法などが複雑でどうしても高価なものが多いです。フコイダンは食事での摂取でも取り入れられますので、褐藻類を多くとることで効果は充分です。また、フコイダンがは酢と組み合わせると絡まった状態がほぐれて効果を発揮しやすくなるそうです。まさにもずく酢なんかはフコイダン摂取の理にかなっていることになります。
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