高血圧の改善
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高血圧症
・血圧とは？
血圧とは、血液の流れの元になっている圧力のことである。 つまり、心臓のポンプ作用により、血液が全身に送り出される際に、動脈にかかる圧力のことを言う。 血圧値は、心臓の拍動とともに変化する。心臓の収縮時の値を「収縮期血圧」または「最高血圧」といい、 心臓の拡張期の値を「拡張期血圧」または「最低血圧」という。血圧値は、水銀柱の高さ（mmHg）で表される。
＊血圧値の表し方：収縮期血圧／拡張期血圧mmHg
・高血圧症とは
正常者の平均値よりも常に血圧が高い状態を「高血圧症(こうけつあつしょう）」と言う。 1999年、世界保健機関の基準では、140/90mmHg以上をすべて高血圧症としている。
※収縮期血圧と拡張期血圧が違う分類に該当する場合は、高位の分類を採用する。
・高血圧症の改善方法
高血圧の状態が持続すると、各臓器の血管が脆くなり、動脈硬化の進行が促される。 その結果、脳卒中・心臓病・腎臓病などの発症率が高くなってくる。
高血圧症の防止に一番重要なことはライフスタイルの見直し。
・食生活の改善：特に減塩に努めること。1日7ｇ以下が理想。
・肥満の解消に努める：適正体重の維持＝標準体重＋20％まで
・有酸素運動の実施
・ストレスをためない
・禁煙する、または喫煙数を減らす
・コレステロールや飽和脂肪酸を控える
・アルコールを控える
【減塩の工夫】
・醤油を控える。
・焼き魚、天ぷらには、酢やスダチ、カボス、レモンなどを利用する。
・麺類のおつゆは飲まない。
・かまぼこなどの練り製品は、塩分が意外に多いので控える。
・漬物は浅漬けにする。
・薄口の味に慣れる。
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